関西系統中医学講座(大阪)年間カリキュラム予定(日程差し替え)

 

全講演を延期させていただきます。詳細については、こちらをご確認お願いします。
◎各編は隔月毎の開催となり、2年かけて1コース終了となります。ご留意ください。
[基]
基礎理論編
:受講1年目の方推奨、他編との重複受講可
偶数月 9:30~12:30 (2021年8月休講,2022年8月休講)
全くの初学者から、種々の漢方の勉強を統一的視点から整理したい経験者まで、広く対象とします。
東洋医学理論の基礎概念を本講座独特の切り口から学びます。
医療に関わらない一般の方でも、東洋医学を深く理解するために役立ちます。他の編を受講するための前提となる
知識を提供します。
指定テキストをご用意ください。
日   時 基 礎 理 論
第1回 2021年4月25日 第4日曜 東洋医学の5大特徴・感冒が葛根湯でなぜ治る?(東洋医学概観)
第2回 6月27日 第4日曜 生体機能にみる陰陽の側面と意義
第3回 10月24日 第4日曜 気血津液の生成・運行・生理機能
第4回 12月12日 第2日曜 八綱弁証の意義と役立て方・四診の原則
第5回 2022年2月27日 第4日曜 五行学説と五臓から見る生体観・経絡の概念
第6回 4月24日 第4日曜 腎の臓腑概念と生理・病態
第7回 6月26日 第4日曜 脾の臓腑概念と生理・病態
第8回 10月23日 第4日曜 肝の臓腑概念と生理・病態
第9回 12月11日 第2日曜 肺の臓腑概念と生理・病態
第10回 2023年2月26日 第4日曜 心の臓腑概念と生理・病態・(附:三焦・心包について)
開催につきましては、学会等開催の関連で、日程を変更する場合がございます。何卒ご了承ください。
≪日程が変更となった場合は、弊社ホームページにてお知らせを掲載いたします。≫
[薬]
生薬・処方解説編
:基礎理論編修了の方推奨、他編との重複受講可
偶数月 13:30~16:30 (2021年8月休講,2022年8月休講)
基礎理論編で学んだ視点を基に、第1部では生薬の性質や作用を、第2部では処方構成や作用を学びます。単なる
生薬学や処方の運用手技を学ぶ姿勢ではなく、基礎理論編の切り口から、寒熱燥湿の視点、巡りのしくみに及ぼす
影響、層構造や臓腑機能との関連などに重点を置いて、生薬や処方の特徴や意義を理解する姿勢を大事にします。
そのことで、パターン認識として漢方薬の適応対象を覚えるのではなく、漢方薬を、道具として、弁証や治則に基づ
いた使い方を可能にするための、基礎的な生薬や処方の知識を身につけます。
日   時 テーマ 取り上げる処方の例
第1回 2021年4月25日 第4日曜  総論 生薬の性質・処方の基本構成
第2回 6月27日 第4日曜  気の生薬と方剤
(香砂/柴芍)六君子湯・補中益気湯・
加味逍遙散・香蘇散・(加味)平胃散ほか
第3回 10月24日 第4日曜  熱の生薬と方剤
真武湯・麻黄附子細辛湯・黄連解毒湯・
柴胡清肝湯・葛根黄連黄芩湯ほか
第4回 12月12日 第2日曜  血の生薬と方剤
温経湯・疎経活血湯・腸癰湯・
芎帰調血飲第一加減・環元清血飲ほか
第5回 2022年2月27日 第4日曜  津液の生薬と方剤
(茵蔯)五苓散・猪苓湯・小青竜湯・
半夏厚朴湯・補気建中湯・竜胆瀉肝湯ほか
第6回 4月24日 第4日曜  腎の生薬と方剤
六味丸・八味丸・牛車腎気丸・大防風湯・
五淋散・独活寄生丸ほか
第7回 6月26日 第4日曜  脾の生薬と方剤
人参湯・人参養栄湯・半夏白朮天麻湯・
九味檳榔湯・藿香正気散ほか
第8回 10月23日 第4日曜  肝の生薬と方剤
大柴胡湯・小柴胡湯・柴苓湯・
抑肝散加陳皮半夏・延年半夏湯ほか
第9回 12月11日 第2日曜  肺の生薬と方剤
葛根湯・麻杏甘石湯・神秘湯・玉屏風散・
桂枝加黄耆湯・荊防敗毒散ほか
第10回 2023年2月26日 第4日曜  心の生薬と方剤
(加味)帰脾湯・梔子柏皮湯・
甘麦大棗湯・酸棗仁湯ほか
**取り上げる処方は、追加や変更になる場合があります。
*開催につきましては、学会等開催の関連で、日程を変更する場合がございます。何卒ご了承ください。
≪日程が変更となった場合は、弊社ホームページにてお知らせを掲載いたします。≫
[病]
生理・病態・治療編
:基礎理論編修了の方推奨、他編との重複受講可
奇数月 9:30~12:30 (2022年3月休講)
基礎理論編で学んだ視点を基に、まず、現代医学的な分類に基づく生理機能を、東洋医学的な眼から把握します。
そうした生理観を基に、現代医学の疾患単位の視点から、それらが東洋医学的な病態生理としてどのように解釈さ
れるかを考察し、東洋医学的な疾患のとらえ方やその治療を学びます。
 日   時    東洋医学で見る生理機能と病態・治療
第1回 2021年5月23日 第4日曜 東洋医学的病態観(総論)・治療原則・気血津液の病態
第2回 7月25日 第4日曜 小児の特性と疾患/加齢変化と漢方治療
第3回 9月26日 第4日曜 関節・骨・造血・筋肉の生理と病態・治療
第4回 11月14日 第2日曜 皮膚及び付属器の生理と病態・治療
第5回 2022年1月23日 第4日曜 肺(呼吸)・口腔の生理と病態・治療
第6回 5月22日 第4日曜 眼・耳・鼻・アレルギー・膠原病
第7回 7月24日 第4日曜 脳・精神・睡眠の生理と病態・治療
第8回 9月25日 第4日曜 月経・妊娠の生理機序と産婦人科疾患の病態・治療
第9回 11月13日 第2日曜 消化器・代謝内分泌の生理と病態・治療
第10回 2023年1月22日 第4日曜 循環器・腎泌尿器の生理と病態・治療
開催につきましては、学会等開催の関連で、日程を変更する場合がございます。何卒ご了承ください。
≪日程が変更となった場合は、弊社ホームページにてお知らせを掲載いたします。≫
[弁]
弁証・症例分析編
:基礎理論編修了の方推奨、他編との重複受講可
奇数月13:30~16:30(2022年3月休講)
基礎理論編で学んだ視点を基に、目の前の患者さんからどう情報を引き出して、どう病態の把握をするか、診断の
技術と考え方を学びます。疾患や病名にかかわらず、純粋に東洋医学的な視点から、生体や病態をとらえられる眼
を養います。第1部では診断技術としての四診の実際と弁証のコツを習得します。第2部では、症候の成り立ちを考
えることで、症候の解決策だけでなく、症候を診断に役立てるための扱い方について学びます。各回、事前に症例を
提示して、皆さんの分析結果を掲載する機会や、皆さんから症例を提示していただいて症例検討する機会も設けま
す。
日   時 四診と弁証の技術 症候の発生機序 症例分析
第1回 2021年5月23日 第4日曜 四診の技術:四診の原則 易疲労/易感冒 症例呈示
第2回 7月25日 第4日曜 四診の技術:望診 発汗異常 症例呈示
第3回 9月26日 第4日曜 四診の技術:舌診 頭痛・肩こり 症例呈示
第4回 11月14日 第2日曜 四診の技術:脈診 皮膚が乾燥する 症例呈示
第5回 2022年1月23日 第4日曜 四診の技術:問診 口渇 症例呈示
第6回 5月22日 第4日曜 色眼鏡をかける 耳鳴り 症例呈示
第7回 7月24日 第4日曜 反証の取り方と矛盾の解決 健忘・不眠 症例分析
第8回 9月25日 第4日曜 背景原因の把握と似顔絵 月経の症候 症例分析
第9回 11月13日 第2日曜 弁証トレーニング ゲップやガスが多い 症例分析
第10回 2023年1月22日 第4日曜 弁証トレーニング 手足が冷える 症例分析
開催につきましては、学会等開催の関連で、日程を変更する場合がございます。何卒ご了承ください。
≪日程が変更となった場合は、弊社ホームページにてお知らせを掲載いたします。≫

◆カリキュラムは、進行の都合上、内容や割当、順序等が変更になる場合があります。

予めご了承ください。
◆各編第10回(最終回)の講座は30分程度早めに切り上げて、引き続き同じ会場にて

修講式の開催を予定しています。
◆各編、会員の先生方に10回のシリーズ終了後、修了証の発行を予定しています。

また、各編全10回皆勤出席の先生には皆勤賞をお渡しする予定です。
◆各編第1回の講座にてテキスト用のファイルを配布(もしくは送付)いたします。当「ご案内」も一緒にファイルにて

保管いただけますようお願いいたします。